著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
地震や疫病、蒙古襲来など、激動の鎌倉時代を生きた日蓮。天台宗ほか諸宗を学び、三二歳で日蓮宗を開いて法華経の信仰を説いた。鎌倉を本拠に辻説法で他宗を攻撃して圧迫を受け、建白書『立正安国論』の筆禍で伊豆に、のちには佐渡に配流された。死をも恐れぬ「闘う仏教者」のイメージがある一方、民衆の苦しみに寄り添う姿も垣間見られる日蓮。自筆の書簡、数多くの著作をはじめ、史料を博捜して、その思想と人物像に迫る。
関連記事
収録内容
| 1 | 第1章 立教開宗へ(安房に生まれる |
| 2 | 貫名氏の出身 ほか) |
| 3 | 第2章 立正安国への思いと挫折(鎌倉での日蓮 |
| 4 | 『守護国家論』 ほか) |
| 5 | 第3章 蒙古襲来と他宗批判(念仏系寺院の展開と法難 |
| 6 | 伊豆配流 ほか) |
| 7 | 第4章 佐渡への配流(文永八年の法難 |
| 8 | 教団の離散と改宗者の出現 ほか) |
| 9 | 第5章 身延山の暮らし(日蓮赦免 |
| 10 | 身延入山 ほか) |
