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商品説明
どんなに強固な治水対策をしても、洪水や土砂災害は防げない!国土の上流をダムなどのインフラで固める国土強靱化事業は、農業や林業を壊滅させる。そんな公共事業は、人新世の現代において完全に間違っている。最新科学を理解すれば、水害や渇水や土砂災害対策において、何を優先するべきか明らかになるだろう。日本の治水政策に対する提言書。
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収録内容
1 | 第1部 水害対策と対立の歴史(水害ではなぜ対立が生まれるのか |
2 | 河川整備事業における苦悩の戦後史 |
3 | 基本高水流量の値に根拠はあるのか |
4 | 安全性向上の哲学では改善されない対立構造) |
5 | 第2部 対立緩和に必要なのは自然を理解すること(水循環を森林の蒸発散から考える |
6 | 緑のダムを再評価する) |
7 | 第3部 人新世の時代の水害対策(自然を理解して水害対策の方向性を探る |
8 | 望ましい水害対策への道) |