本/雑誌
「大分岐論争」とは何か 中国とヨーロッパの比較 / 原タイトル:The Economies of Imperial China and Western Europe
パトリック・カール・オブライエン/著 玉木俊明/訳
3080円
ポイント | 1% (30p) |
---|---|
発売日 | 2023年11月下旬発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
二〇〇〇年にポメランツが『大分岐』を上梓して以降、ヨーロッパが中国よりも経済的に優勢であったのではなく、近世(一五〇〇~一八〇〇年)のある時期、中国がヨーロッパの経済力を上回っていたということが、世界の経済史学界のコンセンサスになった。本書は、このような研究動向を咀嚼しつつ、計量経済学の成果とともに、環境史・農業史・科学史の観点を含め、中国とヨーロッパの比較を行う。グローバル経済史の碩学による最新の大分岐論。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 研究史整理と文献紹介 |
2 | 第2章 中華帝国と西欧の経済的分岐に関する統計ベース―一六三六~一八三九年 |
3 | 第3章 環境と天然資源 |
4 | 第4章 明清という帝国主義国家とその農業経済 |
5 | 第5章 ヨーロッパと中国の相互比較―経済成長一六五〇~一八五〇年 |
6 | 第6章 ヨーロッパと中国における有用で信頼のおける知識の発見・発展・普及 |
7 | 終章 論争をともなう結論 |