本/雑誌

コロナ危機と欧州福祉レジームの転換

福原宏幸/編 中村健吾/編 柳原剛司/編

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2023年12月上旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2926712
JAN/ISBN 9784812223017
メディア 本/雑誌
販売昭和堂
ページ数 285

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

2020年に始まったコロナ・パンデミック。EUとその加盟国はどのように対応したのか。各加盟国の対策と中長期的な復興戦略は、欧州の福祉レジームに重大な変化をもたらしつつある。EUの戦略、9つの加盟国の社会保障制度の分析を通し、その持続と転換を浮き彫りにする。

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    収録内容

    1 コロナ危機を経てEUは社会的な連邦主義へ向かうのか―経済・財政ガバナンスと医療・福祉レジームの改革
    2 第1部 コロナ危機下の雇用・家族政策(雇用・福祉領域におけるフランスのコロナ対応―マクロン政権は何をしたのか
    3 コロナ危機下におけるデンマークの雇用と社会保障―北欧福祉国家は危機にどのように対応したのか
    4 コロナ危機下におけるハンガリーの雇用・家族政策―オルバーン政権の家族政策再論)
    5 第2部 コロナ危機下の所得保障制度の役割(ドイツにおける市民手当導入とコロナ・パンデミック―所得保障はどう変わるか
    6 オランダにおけるコロナ危機対策と最低生活保障―パンデミックは福祉国家をどのように変化させたか
    7 スウェーデンにおける所得補償と就労支援政策―普遍的福祉国家制度は市民の暮らしを守るのか)
    8 第3部 コロナ危機にともなう福祉の担い手の変容(コロナ危機に揺れるイタリア―分断・慈悲・友情・連帯・家族の責任
    9 コロナ危機とベルギー連邦政府の対応―分権化のなかでの反貧困・社会的包摂政策
    10 イギリスにおける国家‐市民間関係の変容―パンデミックはシティズンシップに何をもたらしたか)

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