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商品説明
産業振興は十分なセンスメーキングを行うことが起点となる。腑に落ちるシンボルが生成されると、市場探索や技術キャッチアップのためにメタ知識、経験知をシェアし合う場が生まれる。越境学習の結果、地域の知識ストックが向上し、経済効果を誘発する。本書は、OSSのRubyを核とした振興に取り組む島根県・松江市の事例を端緒として、その連環を実証。
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収録内容
1 | 第1章 産業振興と知識の共有(問題の所在 |
2 | 研究の目的 |
3 | 研究対象とする産業振興の事例 |
4 | 事例の調査方法 |
5 | 本書の構成 |
6 | 補論 ソフトウェア産業とオープンソースソフトウェア) |
7 | 第2章 セクターを越えてシェアされるシンボル―センスメーキングの視点から(センスメーキングとセンスギビング |
8 | 組織をまたいだセンスメーキングとシンボル |
9 | シンボル仮説の提示 |
10 | 事例の記述 |
11 | 考察 |
12 | おわりに) |
13 | 第3章 企業を越えてシェアされるメタ知識―トランザクティブ・メモリーの視点から(知識とトランザクティブ・メモリー |
14 | 知識交換を促進するテンポラリー・クラスター |
15 | トランザクティブ・メモリーの獲得と伝搬 |
16 | 事例の記述 |
17 | 考察 |
18 | おわりに) |
19 | 第4章 職場を越えてシェアされる経験知―実践共同体の視点から(正統的周辺参加と実践共同体 |
20 | 経験知の交換を促す勉強会 |
21 | 越境的学習仮説の提示 |
22 | 事例の記述 |
23 | 考察 |
24 | おわりに) |
25 | 第5章 境界線を越えてシェアされる知識(発見事項 |
26 | 残された課題 |
27 | おわりに) |