本/雑誌
農の世界史 / 原タイトル:Agriculture in World History (ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー)
マーク・B.タウガー/著 戸谷浩/訳
3520円
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発売日 | 2023年12月上旬発売 |
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商品説明
農業は、世界史上の文明に先行し、その前提となるものであった。農民たちは文明に、そして自然環境に対して、「二重の従属」を強いられつつも両者の接点として奉仕してきた。本書は、古代から二一世紀にいたるまでの間、農民と都市文明、農民と環境の関係がいかなる変化をたどったかを概観する。さらに、現代における地球温暖化や環境汚染、農民の減少等のあらたな問題群にも歴史的展望を与えることで、直面する危機の克服を目指す。
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収録内容
1 | 序 世界史における農業と農民の位置 |
2 | 第1章 農業の起源と二重の従属 |
3 | 第2章 古代の農業―土地と自由にまつわる最初の大いなる闘争 |
4 | 第3章 古典古代以降の農業 |
5 | 第4章 近世の農業とヨーロッパ式農業の優位―一五〇〇~一八〇〇年 |
6 | 第5章 一九世紀の農業―解放、近代化、植民地主義 |
7 | 第6章 農業と危機―一九〇〇~四〇年 |
8 | 第7章 農のブームと危機―第二次世界大戦から二一世紀 |
9 | 第8章 結論 |