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商品説明
権勢の家柄「権門」の五男だった道長。貧しい家柄「寒門」の出でありながら、文才・歌才に恵まれた紫式部。出自・身分を異にする二人が、一条天皇期の宮廷世界で時間を共有した―。両者の対照的な出自・才能・運命・生き様を丹念にたどり、二人が生きた平安王朝を鮮やかに描き出す。
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収録内容
1 | 序 謡曲『源氏供養』を考える―いま一度の光源氏 |
2 | 1 王朝時代の諸相―内と外 |
3 | 2 藤原道長の章(道長の周辺―「権門」貴族の群像 |
4 | 道長のファミリー・ヒストリー |
5 | 道長の年代記) |
6 | 3 紫式部の章(紫式部の周辺―「寒門」女房の群像 |
7 | 紫式部―ファミリー・ヒストリー |
8 | 紫式部の年代記) |
9 | 4 再びの王朝時代の諸相―都と鄙(都鄙と王朝武者 |
10 | 外交の危機と王朝) |