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商品説明
恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない...「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、気鋭の研究者の女子マンガ論、決定版。
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収録内容
1 | 1章 少女マンガ隆盛期―ヒロインは読者と同世代の若き労働者(自分の運命を切り拓く『ベルばら』の女たち『ベルサイユのばら』 |
2 | 大正時代のラブコメが描く「この国で女が働くとはどういうことか」『はいからさんが通る』 |
3 | 「自立した女」のモデルのひとつは、バレエマンガにある『アラベスク』 ほか) |
4 | 2章 「仕事と恋」の時代―社会情勢を反映し働く読者の現実に接近(「近代化」を目指そうとした「働く女」の困難『東京ラブストーリー』 |
5 | みんなの視界に入りにくい仕事を描く意義『動物のお医者さん』 |
6 | フリーターもバリキャリも大変就職氷河期がもたらしたリアル『ハッピー・マニア』『働きマン』 ほか) |
7 | 3章 労働の多様化・細分化―年齢、仕事観、社会問題等に着目(憧れからはほど遠い設定が生み出す深い味わい『うどんの女』 |
8 | 主婦の労働と存在意義をめぐる重い問い『ハウアーユー?』 |
9 | リアルとファンタジーを行き来する大人の仕事と恋愛の物語『娚の一生』 ほか) |
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