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商品説明
偉大な作家の始原とは何かに迫る、渾身の文芸批評!理想に挫折し、シベリアの監獄で書かれた『スチェパンチコヴォ村とその住人』、文壇復帰後の『死の家の記録』、『夏象冬記』、『地下室の手記』などを通じて、「魂の語り部」としてのドストエフスキーの姿がはじめて現われる。
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収録内容
1 | 第1章 「新しい村」造りの破綻―『スチェパンチコヴォ村とその住人』(もつれた結婚話 |
2 | フォマー・フォミッチ・オピースキン |
3 | 「新しい村」造り) |
4 | 第2章 ナロードから学ぶ―『死の家の記録』(ニヒリズム体験 |
5 | ナロードの発見 |
6 | 房舎での「自由」) |
7 | 第3章 「土地主義」宣言(兄ミハイル、弟フョードル |
8 | 予約広告文 |
9 | 折衷論) |
10 | 第4章 西欧との別れ―『夏象冬記』(パンフレットの時代 |
11 | 『夏象冬記』について |
12 | フォンヴィージンとは? |
13 | フランス人は理性を持たない?) |
14 | 第5章 「魂の語り部」の誕生―『地下室の手記』(思索する男 |
15 | 痛苦な自己批判 |
16 | 棺台の瞑想) |