本/雑誌
一神教と帝国 (集英社新書)
内田樹/著 中田考/著 山本直輝/著
1056円
ポイント | 1% (10p) |
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発売日 | 2023年12月中旬発売 |
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商品説明
第一次世界大戦後、西欧列強が「国民国家」を前提とし中東に引いた国境線。それが今なお凄惨な戦争の原因になっている。そのシステムの限界は明白だ。トルコ共和国建国から一〇〇年。それはオスマン帝国崩壊一〇〇年を意味する。以来、世俗主義を国是とし、EU入りをめざしたトルコ。だが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義へと回帰し、近隣国の紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、したたかな「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは?政治、宗教からサブカルチャーまで。ひろびろとした今後の日本の道筋を構想する。
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収録内容
1 | プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して(内田樹) |
2 | 第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ |
3 | 第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える |
4 | 第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌 |
5 | 第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す |
6 | 第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの |
7 | 第6章 日本再生のために今からできること |
8 | エピローグ1 トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生(中田考) |
9 | エピローグ2 明日もアニメの話がしたい(山本直輝) |
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