著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ここに鮮やかで瑞々しいハンナ・アーレント論が誕生した。「世界」概念を軸に『活動的生』を読み解き、アーレントの著作全体の核心に近づく試論=エッセイ。
関連記事
収録内容
1 | 序章 世界と子どもへの讃歌としての『活動的生』―二つの詩歌をめぐって |
2 | 第1部 世界にたいしてなぜ信頼と希望を抱くことができるのか―物の持続性と人間の出生性(活動的生とは何か―活動的生の世界維持形成機能 |
3 | 全体主義による人間の出生性の破壊―複数性と自発性の根絶) |
4 | 第3部 世界への信頼と希望をふたたび取り戻すには何をなすべきか―世界への気遣いと子どもへの気遣い(世界への気遣いとしての活動的生―世界への信頼と希望のために(一) |
5 | 子どもへの気遣いとしての教育―世界への信頼と希望のために(二)) |
6 | 終章 この世界を故郷とするために―『活動的生』が伝えるひとつのメッセージ |