本/雑誌

和本への招待 日本人と書物の歴史 (角川ソフィア文庫)

橋口侯之介/〔著〕

1210円
ポイント 1% (12p)
発売日 2023年12月下旬発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2932432
JAN/ISBN 9784044007973
メディア 本/雑誌
販売KADOKAWA
ページ数 284

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

平安時代の『源氏物語』から、蔦屋重三郎が手がけた黄表紙をはじめとする草双紙、山東京伝の洒落本、歌麿や北斎の挿絵入り絵本。1300年以上の歴史を持つ和本は、日本人の知恵と美意識の結晶である。結び綴とも呼ばれる、組紐を使った大和綴。高度な製本技術を必要とし、数葉ずつ重ねて糸で縫う列帖装など、手にとって愉しめる伝統文化を、神田神保町の老舗・誠心堂書店の店主が丁寧に解説。豊饒な書物の歴史を解き明かす。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 千年前の『源氏物語』を復元する(千年前の書物の謎
    2 装訂の誕生―『源氏物語』前史
    3 千年残る紙の進歩
    4 千年前の表記ルール
    5 よみがえる『源氏物語』)
    6 第2章 中世の本づくりを担った人びと(藤原定家の時代
    7 大きな役割を担った寺社
    8 木版印刷の始まり)
    9 第3章 売れる本づくり(古活字版で広がる読者層
    10 商業出版の始まり
    11 本屋仲間の台頭
    12 名門本屋「風月」に見る多角経営)
    13 第4章 世界的にも稀な江戸時代の出版形態(株になっていた出版権
    14 江戸期の本づくり―風月庄左衛門の日記より
    15 江戸期独特の「板株」の実態
    16 共同出版の隆盛)
    17 第5章 揺れ動く“本”と“草”(正規の“本”と大衆の“草”
    18 江戸初期に花開く草紙の世界
    19 草紙屋による新たな“草”の拡大
    20 変わるものと変わらぬもの)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品