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商品説明
遠藤文学の核心にある愛と宗教観は女性に託されていた。“母”“聖女”“空虚感”などをキーワードに、70作品超の分析と読解を通して、遠藤のメッセージを解明する。
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収録内容
1 | 第1部 理想とする女性(遠藤文学に登場する女性たち |
2 | “聖女”(一)―「わたしが・棄てた・女」森田ミツ ほか) |
3 | 第2部 共にある人(ついて行く人―「おバカさん」ガストン |
4 | 「自分のキリスト」ガストンと「聖女」森田ミツ ほか) |
5 | 第3部 “愛”と女性(人形と共に―「ユリアとよぶ女」ユリア |
6 | 苦手な女性―「日本の聖女」細川ガラシャ ほか) |
7 | 第4部 母なるもの(遠藤周作と母 |
8 | 位置づけを探る―「影に対して」(一)十三作品の“母” ほか) |