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映像表現革命時代の映画論 (星海社新書)

杉本穂高/著

1540円
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発売日 2023年12月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2933069
JAN/ISBN 9784065345351
メディア 本/雑誌
販売星海社
ページ数 296

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

みなさんが好きな映画は実写作品ですか、それともアニメーション作品ですか?これまで私たちは、映像作品を「実写」と「アニメーション」に区別してきました。しかし近年、実写には実物かCGか区別不可能な、アニメーションには実物かと見紛うほどリアルな映像が増え、その境界は曖昧になっています。本書では、進化を続ける映画カルチャーを長年追う著者が、実写とアニメーションの二分法を疑い、そこに隠蔽されてきた「実写映画中心主義史観」を乗り越えるべく、話題作の映画が提示する可能性を大胆かつ緻密に検証します。この映画論とともに、新たなる映像の世紀へと踏み出しましょう!

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    収録内容

    1 第1章 現代アニメに息づく映画史(「列車映画」としての『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
    2 アニメのメロドラマ的想像力『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
    3 アニメーションに即興は可能か『Away』
    4 アニメは震災という現実を記録できるか?『すずめの戸締まり』)
    5 第2章 実写とアニメーションの間隙(『るろうに剣心』の実写ならではの魅力
    6 第3の空間『シン・エヴァンゲリオン劇場版〓』
    7 バレットタイムと複層する時間『マトリックス』)
    8 第3章 フレームレートとテクスチャー(『PUI PUI モルカー』で考えるピクシレーションとフレームレート
    9 モーションキャプチャとテクスチャー『攻殻機動隊SAC_2045』
    10 48と24『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター)
    11 第4章 実写とアニメーションの弁証法(「アカデミー賞」をめぐる、実写とアニメーションの弁証法
    12 トーキーという分断点、デジタルという結節点)
    13 第5章 AI時代の演技論(ジム・キャリーのアニメーション的身体
    14 AIで復活したヴァル・キルマー『トップガンマーヴェリック』
    15 生成AI時代の芝居と心をめぐる考察)

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