本/雑誌
書き込み式ボールペン「源氏物語」練習帖 人の心の機微にふれる
服藤早苗/監修 岡田崇花/書
1210円
ポイント | 1% (12p) |
---|---|
発売日 | 2023年12月下旬発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
商品説明
平安の女性たちの苦悩や葛藤、それにどう向き合って生きたのかを紫式部の目線で描き、多様な愛の形から「本当の幸せ」を模索した平安時代の超大作。書き写し、音読して味わう本。ボールペン1本で気軽に始められます。「声に出して読む」→「書き写す」→「意味を知る」の順で、初心者でも取り組みやすい構成です。「源氏物語」のあらすじから、暮らし、文化など時代背景まで解説。
関連記事
収録内容
1 | 帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より) |
2 | 空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より) |
3 | 心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より) |
4 | 手に摘みて いつしかも見む 紫の ねにかよひける 野辺の若草(「若紫」より) |
5 | なつかしき 色ともなしに 何にこの すゑつむ花を 袖にふれけむ(「末摘花」より) |
6 | はかなしや 人のかざせる あふひゆゑ 神のゆるしの 今日を待ちける(「葵」より) |
7 | 橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を たづねてぞとふ(「花散里」より) |
8 | 身をかへて ひとりかへれる 山里に 聞きしに似たる 松風ぞ吹く(「松風」より) |
9 | 入日さす 峰にたなびく 薄雲は もの思ふ袖に 色やまがへる(「薄雲」より) |
10 | 見しをりの つゆわすられぬ 朝顔の 花のさかりは 過ぎやしぬらん(「朝顔」より) |
11 | 日かげにも しるかりけめや をとめごが 天の羽袖に かけし心は(「少女」より) |
12 | 年月を まつにひかれて 経る人に けふ鴬の 初音きかせよ(「初音」より) |
13 | 声はせで 身をのみこがす 蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ(「蛍」より) |
14 | うちきらし 朝ぐもりせし みゆきには さやかに空の 光やは見し(「行幸」より) |
15 | おなじ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも(「藤袴」より) |
16 | 今はとて 宿離れぬとも 馴れきつる 真木の柱は われを忘るな(「真木柱」より) |
17 | 小松原 末のよはひに 引かれてや 野辺の若菜も 年をつむべき(「若菜上」より) |
18 | 横笛の 調べはことに かはらぬを むなしくなりし 音こそつきせぬ(「横笛」より) |
19 | おほかたの 秋をばうしと 知りにしを ふり棄てがたき 鈴虫の声(「鈴虫」より) |
20 | 山里の あはれをそふる 夕霧に たち出でん空も なき心地して(「夕霧」より)〔ほか〕 |