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商品説明
動乱が続く時代のさなか、狭い谷あいに数百年生きのびた小さな荘園、若狭国太良荘。互いに争い続ける支配者たちやたくましく生きる百姓ら、多くの名もしれぬ人々が積み重ねた壮大な歴史を、熱をおびた筆で克明に描く。徹底した史料調査から、歴史を動かす力に肉迫し、今なお高く評価される、著者の研究の原点。
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収録内容
1 | 第1章 形成期の荘園(出羽房雲厳―開発領主 |
2 | 菩提院行遍―荘園所有者 |
3 | 真行房定宴―荘園経営者) |
4 | 第2章 発展期の荘園(領主名をめぐって |
5 | 百姓名をめぐって |
6 | 荘務権をめぐって |
7 | 南北朝の動乱) |
8 | 第3章 停滞期の荘園(一色氏の支配 |
9 | 武田氏の支配) |
10 | 終章 崩壊期の荘園 |