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商品説明
春画沼にハマったOLによる本格的考察。数多ある春画研究本のなかで、当時の性具や性技を実際に試した書き手がいただろうか。著者は、運命的に出会った葛飾北斎の『蛸と海女』に魅せられ春画の世界へと足を踏み入れた。以来、私財を投じて春画を集め、しばしば身体を張った独自の研究を続けている。アカデミックな考えに縛られない現代的な視点を交えた解説は、近年ますます注目されている。今回は、江戸の性風俗を語るうえで欠かせない27の用語を、それぞれにちなんだ春画とともに紹介。「おおらか」という言葉で括られがちな江戸の性の機微や、当時普及していた迷信、習慣、流行グッズなどの実態を、時に実験を交えながら解き明かしていく。
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収録内容
1 | 第1章 身体の虚実(陰痿―今も昔も勃たぬ男の悲哀は変わらず |
2 | 雁高―江戸の女性を虜にした極上の男根 ほか) |
3 | 第2章 絶頂への道(甘露―時代とともに変わるアソコのお味 |
4 | くじる―女陰を愛撫するは二本の指 ほか) |
5 | 第3章 創造的な性具(吾妻形―オナホで終わらない性と美の追求 |
6 | 芋茎―勃ちが悪い男たちの救世主 ほか) |
7 | 第4章 善悪の境界(いとこ同士は鴨の味―近親の交わりはセーフか?アウトか? |
8 | 浦島太郎―春画の題材になった意外なワケ ほか) |