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いびつな「書の美」 日本の書がたどった二つの近代化

林淳/著

5390円
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発売日 2023年12月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2933922
JAN/ISBN 9784864051828
メディア 本/雑誌
販売森話社
ページ数 391

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近代書の二大潮流である「革新派」と「伝統派」。注目を浴び手厚い研究がされる「革新派」の一方で、等閑視されつづける「伝統派」。このいびつな構造の背景には、近代以降の日本で評価されてきた「書の美」の偏りがある―。本書では、伝統と革新という、書の持つ両端の芸術性を同時に描き出し、近現代の日本書道史をより広い視野から俯瞰するとともに、見過ごされてきた「伝統派」の実像に迫り、「書の美」の新しい地盤を開拓する。

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    収録内容

    1 第1章 「革新派」による書の制作理念(「革新派」登場に至るまで
    2 「革新派」の発言にみるそれぞれの制作思想
    3 井島勉の書道観とその問題点
    4 久松真一の禅芸術思想)
    5 第2章 「伝統派」による書の制作理念(「伝統派」の思想の整理
    6 書道史上における「伝統派」の位置づけ
    7 「伝統派」の背景にある思想
    8 西脇呉石の芸術書観)
    9 第3章 書の評価(書の評価と分類
    10 書を評価する語としての「韻」と「個性」
    11 実際の作品評価)

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