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本/雑誌

絵画空間の哲学 思想史の中の遠近法 (ちくま学芸文庫)

佐藤康邦/著

1540円
ポイント 1% (15p)
発売日 2024年01月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2938296
JAN/ISBN 9784480512185
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 337

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

“遠近法”という表現様式は自明のものではなく、ルネッサンス期に確立したひとつの世界観である。パノフスキーらも論じてきた遠近法の成立や発展の背景を、本書は思想史的観点から深く掘り起こし、水墨画や日本絵画における表現法も引きくらべつつ、絵画の一技法という枠を越えて文化全体の文脈のなかで、その真の世界観的意義を捉えなおす。さらに、カントやヘーゲルなどのドイツ観念論における芸術理論、近代日本絵画における格闘を追いながら、美術と哲学の関わりを掬いだす。ユニークな切り口で美術史学の重要論点に切り込んだ名著。

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    収録内容

    1 第1部 絵画空間の哲学(遠近法とは何か
    2 科学革命と遠近法
    3 遠近法の世界観的意義
    4 近代絵画における遠近法からの離反
    5 奥行の哲学的考察
    6 東洋の遠近法
    7 現代における遠近法)
    8 第2部 ルネッサンスの美術
    9 第3部 ドイツ観念論における芸術の位置
    10 第4部 近代日本における西洋体験―岸田劉生の場合(西洋の音、西洋の色
    11 岸田劉生)

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