著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
トニ・モリスン作品における越境と融合。
関連記事
収録内容
1 | 序章 モリスンが描く「グロテスク」について |
2 | 第1部 人種/性別を超えた絆―ヴァージニア・ウルフとウィリアム・フォークナーへの想い(「すべてがバラバラになる世界で」―『ダロウェイ夫人』と『スーラ』における自己の境界 |
3 | 矛盾する価値と感情のぶつかり合い―『アブサロム、アブサロム!』と『ソロモンの歌』) |
4 | 第2部 一貫した自己を求めて―野鳥として描かれる女性たち(分解する物語―『青い眼がほしい』における暴力の連鎖 |
5 | 「私の内側に触って」―『ビラヴィド』における再生の手段としての身体的接触 |
6 | 内なる荒野へ―『マーシィ』における自由への旅路) |
7 | 第3部 食の表象(社会システムを流動的にする手段としての食 |
8 | 『ラヴ』における近親姦のメカニズム) |