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商品説明
フォークナーに“レイト・スタイル”はあるのか?あるとしたら、それはいかなるものか。フォークナーの後期作品に見られる、老いのペルソナと自伝的様式を考察し、その“レイト・スタイル”の内実に迫る。
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収録内容
1 | レイト・フォークナー |
2 | 第1部 リ・メモリー“追憶”(老境のフォークナー 酒と女と馬と |
3 | 老いの繰り言 「ミシシッピ」にみるメモワール形式) |
4 | 第2部 リ・ヴィジョン“再視=修正”(愛の技法ふたたび 『繰り人形』から『尼僧への鎮魂歌』へ |
5 | 南部再訪 エヴァンズとフォークナーの後期様式 |
6 | 失われた世代の神話と寓話『兵士の報酬』と『寓話』) |
7 | 第3部 レトロ・スペクタクル“幻視”(夢のあとさき スノープス三部作とアメリカの夢 |
8 | 老いの幻影 『自動車泥棒』における作者のペルソナ) |
9 | 死に向かって「否」と告ぐ フォークナーの晩年様式 |