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商品説明
学校、職場、地域といった共同体が衰退し、気の合う者だけで付き合えるようになった現代社会。そこで、息を吹き返したのは旧くて新しい「つながり」だった―。熱狂と興奮のSNS時代でナルシシズム(自己愛)をどう取り扱うか。精神科医が迫る、「推し」ブームが起きているワケ。
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収録内容
1 | 第1章 承認の時代から「推し」の時代へ―21世紀の心理的充足のトレンド(「推し」ブームの2020年代 |
2 | 「いいね」と「萌え」の00年代 ほか) |
3 | 第2章 推したい気持ちの正体―SNS時代のナルシシズム(「推し」は人生を左右する? |
4 | 承認欲求が薄れ、所属欲求が息を吹き返す現代 ほか) |
5 | 第3章 「いいね」と「推し」に充たされ、あるいは病んで―自己愛パーソナリティの時代と成熟困難(ナルシシズムを病的とみる時代から、当たり前とみる時代へ |
6 | それでも「いいね」と「推し」があるじゃないか ほか) |
7 | 第4章 「推し」をとおして生きていく―淡くて長い人間関係を求めて(「推す」のも「推される」のも大切 |
8 | 今、あなたは何で心を充たしている? ほか) |
9 | 第5章 「推し」でもっと強くなれ―生涯にわたる充足と成長(長く続けて、長く成長 |
10 | ナルシシズムの成長理論 ほか) |