本/雑誌

凡人のためのあっぱれな最期 (幻冬舎新書ひ)

樋口裕一/著

1056円
ポイント 1% (10p)
発売日 2024/01/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-2944258
JAN/ISBN 9784344987203
メディア 本/雑誌
販売幻冬舎
ページ数 222

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

妻が癌で逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず泰然と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか―。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。

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    収録内容

    1 第1章 妻のあっぱれな死(ただ一人、泰然と逝く
    2 ステージ3―抗癌剤治療始まる ほか)
    3 第2章 菫のようなふつうの人(ほかの治療法はなかった
    4 妻がいないと困るくらし〓々 ほか)
    5 第3章 先人に学ぶ様々な死生観(死については口にしづらい
    6 人は死ねばゴミになるのか ほか)
    7 第4章 小さき人として生きるために(妻は、農家で育った田舎者だった
    8 祖父を弔った故郷の土葬習慣 ほか)

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