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商品説明
サイードにとって、批評とは何だったのか?文学や音楽のみならず歴史や現実の政治など、分野をこえて論じた批評家、エドワード・サイード。ガザ危機が激化する今、パレスチナ問題についても果敢に発言した彼の思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。
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収録内容
1 | 序章 批評家を批評する(テクストは世界のなかにある |
2 | エドワード・サイードを語る |
3 | 批評とは何か |
4 | 批評家の残響を聴く) |
5 | 第1章 ある批評家の残響(声を装うテクスト |
6 | 批評の限界? |
7 | コンラッドを聴く |
8 | 近代の不協和音 |
9 | 友だちにはなれない) |
10 | 第2章 理論は旅をする(フレンチ・セオリー? |
11 | 『はじまり』にフーコーもいた |
12 | オリエンタリズムの空間 |
13 | 廃墟の批評理論) |
14 | 第3章 文化と社会(批評家と共同体 |
15 | 旅するレイモンド・ウィリアムズ |
16 | 意図をとりもどす |
17 | 批評意識は理論に抗う |
18 | アカデミアからパレスチナへ) |
19 | 終章 人文学に“新しさ”は可能か(永遠に新しくあれ |
20 | 言葉への愛 |
21 | 追記―希望は棄てない) |