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商品説明
「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」作家夫婦に訪れた夫の病。二人は病と死に向き合い、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイ。
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収録内容
1 | 夫・藤田宜永の死に寄せて |
2 | 梟が鳴く |
3 | 百年も千年も |
4 | 猫たち |
5 | 音楽 |
6 | 哀しみがたまる場所 |
7 | 作家が二人 |
8 | 不思議なこと |
9 | 夜の爪切り |
10 | 光と化して |
11 | 降り積もる記憶 |
12 | 最後の晩餐 |
13 | 猫のしっぽ |
14 | 生命あるものたち |
15 | 喪うということ |
16 | あの日のカップラーメン |
17 | 金木犀 |
18 | それぞれの哀しみ |
19 | Without You |
20 | 先人たち〔ほか〕 |
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