商品説明
母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のこと。近所に住む写真家と小説家が、ときに応答しながら、親密な手紙を交わす。気持ちよい正直さと、心地よい逡巡にあふれるやりとりが、いつしか読者の記憶を掘り起こしていく。完売した自主制作本に、あらたな2往復のやりとりを加える。
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収録内容
1 | 滝口さんへ 往復書簡をやりませんか? |
2 | 一子さんへ 絵を習っていた話 |
3 | 滝口さんへ チャイルドシートを外した日 |
4 | 一子さんへ 思うようにならないこと |
5 | 滝口さんへ 離ればなれになる道 |
6 | 一子さんへ 凡庸な感慨 |
7 | 滝口さんへ さびしさについて |
8 | 一子さんへ 「み」の距離 |
9 | 滝口さんへ 誰かと一緒に生きること |
10 | 一子さんへ 子どもの性別 |
11 | 滝口さんへ 最後に会ったのはいつですか |
12 | 一子さんへ 家事について |
13 | 滝口さんへ 母の言葉 |
14 | 一子さんへ 誰かに思い出される |
15 | 滝口さんへ 誰かについて書くこと |
16 | 一子さんへ ひとりになること |
17 | 滝口さんへ いちこがんばれ |
18 | 一子さんへ 愛は時間がかかる |
19 | 滝口さんへ ひとりは、わるいものじゃないですね |
20 | 一子さんへ 生活 |
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