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商品説明
五人の作家、リービ英雄、多和田葉子、アーサー・ビナード、カズオ・イシグロ、村上春樹を論じた批評集。「言語=文化=人権=国籍」というイデオロギーを超え出る「作品」とはいかなるものか。また、それらはいかにして生まれるのか。母語と外国語とを往還する作家の作品をとおして、「間」や「境」をいかに見、いかに描写するか、創作の「根源」を探る。
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収録内容
1 | 第1章 リービ英雄と越境文学 |
2 | 第2章 多和田葉子―日本語とドイツ語の狭間で |
3 | 第3章 アーサー・ビナード―多才なバイリンガル作家 |
4 | 第4章 カズオ・イシグロ―日系イギリス人作家の宿命 |
5 | 第5章 村上春樹―ジャズ喫茶のマスター作家に転身 |
6 | 第6章 村上春樹―グローバル作家の出現 |