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商品説明
「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ“星月夜”)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール“デルフト眺望”)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!?さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。
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収録内容
1 | 第1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」(描かれた雲から降水確率もわかる―フェルメール“デルフト眺望” |
2 | 「夜」なのに太陽光が差し込んでいる?―レンブラント“夜警” ほか) |
3 | 第2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」(主役より目立つ曇り空―ゲインズバラ“アンドリューズ夫妻の肖像” |
4 | 湿気たっぷりの空を水彩で―ガーティン“エクセター大聖堂” ほか) |
5 | 第3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く(最も「空を理解」した画家―ブータン“ベルク 船の帰還” |
6 | 雪、氷、霧...水の壮大なつながり―モネ“カササギ” ほか) |
7 | 第4章 豊かな日本の雲と雨(にわか雨に慌てる旅人―広重“東海道五十三次 庄野 白雨” |
8 | 真っ白な梅と、真っ赤な夕焼け―広重“名所江戸百景 亀戸梅屋舗” ほか) |
9 | 補章 マンガ、アニメで描かれる気象現象 |