本/雑誌
国境を越える日本アナーキズム 19世紀末から20世紀半ばまで
田中ひかる/編 田中ひかる/執筆 後藤彰信/執筆 山本健三/執筆 小野容照/執筆 森元斎/執筆
5500円
ポイント | 1% (55p) |
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発売日 | 2024年02月中旬発売 |
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商品説明
日本アナーキズム史の再検討。幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収した朝鮮共産主義者、世界へ発信し続けた延島英一、反戦平和運動と連帯する日本アナキスト連盟...。国境を飛び越えたアナーキーな実践例から日本におけるアナーキズムを捉え直す。
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収録内容
1 | 第1部 日本と世界とのつながり―一九世紀末から一九三〇年代まで(日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(一)―一九世紀末から大逆事件まで |
2 | 日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(二)―東アジアの連帯 |
3 | 日本アナーキズムにおけるインターナショナリズムと延島英一 |
4 | 徴兵忌避者のグローバル・アナーキズム―ニコライ・ペトロフ=パヴロフの函館と大連における活動とその意義) |
5 | 第2部 日本から世界へ、世界から日本へ(植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播―朝鮮共産主義運動と大杉栄 |
6 | 石川三四郎における地球の思考―ヨーロッパ滞在から土民生活へ |
7 | 第二次世界大戦後の日本における国境を越えるアナーキストたち―WRI(戦争抵抗者インターナショナル)と山鹿泰治らとの交流に焦点を当てて) |