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商品説明
先人たちが残した当時の社会に対しての危機感が、現代の我々にとっても妥当に思える時、我々は問題を解決できていない「ておくれの時代」を生きていることを認識せねばならないのではないか。しかしそれは絶望し、すべてをあきらめることではない。それは頭を冷やすことであり、心から納得する生き方を探し出そうとすることである。本書は、ておくれであることを自覚し、批判的にロゴスと格闘するミソロゴス(言葉嫌い)の論理で、現代社会を見通そうとする試みである。
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収録内容
1 | 序 ておくれの現代社会論 |
2 | 1 政治と向き合う、経済を見つめ直す(民主とメソドロジー |
3 | 成長とサイコロジー |
4 | 戦争とトポロジー |
5 | 経済とアポロジー |
6 | 国家とアンソロポロジー |
7 | 福祉とセオロジー) |
8 | 2 文化を探る、味わう(空気とエコロジー |
9 | 権利とアーケオロジー |
10 | 情報とテクノロジー |
11 | 知能とオントロジー |
12 | 芸術とエティモロジー |
13 | 教育とアナロジー) |
14 | 3 思想にふれる、思想を生きる(信仰とバイオロジー |
15 | 正義とパソロジー |
16 | 倫理とトートロジー |
17 | 偽装とコスモロジー |
18 | 暴力とアイディオロジー |
19 | 災禍とソシオロジー |
20 | ミソロゴスの論理) |