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幕末の合巻 江戸文学の終焉と転生

佐藤至子/著

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発売日 2024年02月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2952117
JAN/ISBN 9784000616287
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 5

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

合巻は、近世の出版文化と命運をともにした最後の江戸文学であった。しかしながら、幕末期に人気を博した『児雷也豪傑譚』は、他のメディアへの「転生」を多彩に成し遂げることで、広く近現代の娯楽文化のなかに生き続けた。古典と近現代を架橋する合巻の様相を多角的に描き出し、文学研究の新たな地平をひらく論文集。

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    収録内容

    1 第1部 合巻を読むために(合巻の流れ―文化期から天保期まで
    2 文学研究のなかの合巻)
    3 第2部 『児雷也豪傑譚』―近世娯楽小説の到達点(児雷也と蝦蟇
    4 蛇の物語と三すくみ
    5 転生する物語―『児雷也豪傑譚』から『NARUTO』へ)
    6 第3部 『白縫譚』―変革への希求(体制を撹乱する妖術使い―嗣子としての若菜姫
    7 女性たちの悲劇―伝奇のなかの現実
    8 叛逆の物語と土蜘蛛
    9 「忠孝」から「善悪」へ―『白縫譚』初編・二編の構想
    10 長編合巻を作る―キャラクターと見せ場)
    11 第4部 越境する合巻(歌舞伎と合巻―『吉皐染扶桑初鷄』
    12 読本と合巻―『雪梅芳譚犬の草紙』『仮名読八犬伝』
    13 伝奇性と当世性―文政期合巻における芸者像
    14 幕末の合巻と「江戸」
    15 合巻と転生―虚構の生命力)

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