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商品説明
物語が次々と誕生した10世紀。その物語には必ず和歌が書かれている。現実世界の和歌と物語世界の和歌は、どのように同じで、どのように異なるのか―。物語の和歌を組み込んで和歌史を捉えるという、新しい試みに踏み出す一書。
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収録内容
| 1 | 序章 |
| 2 | 第1章 新しい和歌表現の開拓と物語の和歌(『うつほ物語』の和歌と初期定数歌―開拓された和歌表現の展開 |
| 3 | 『うつほ物語』の和歌と安法法師の歌―出家者に関する和歌表現 |
| 4 | 出家や極楽往生に関する「すずし」) |
| 5 | 第2章 物語の登場人物と贈答歌(『竹取物語』貴公子の求婚譚における贈答歌―かぐや姫の歌の特異性と人物造型 |
| 6 | 『竹取物語』「今はとて」の歌の特異性 |
| 7 | 『落窪物語』の贈答歌と心情説明) |
| 8 | 第3章 物語の構造と和歌(『うつほ物語』「国譲・下」巻の水尾訪問段の唱和歌群について |
| 9 | 『うつほ物語』「楼の上・下」巻の俊蔭女の歌―長編物語の終結における和歌の機能) |
| 10 | 終章 |
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