獄中記
大杉榮/著
本/雑誌

獄中記

大杉榮/著

2198円
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発売日 2023年12月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2953955
JAN/ISBN 9784867630198
メディア 本/雑誌
販売土曜社
ページ数 6

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

1906(明治39)年―、東京外語大を出て8カ月で入獄するや、看守の目をかすめて、エスペラント語にのめりこむ。英・仏・エス語から独・伊・露・西語へ進み、「一犯一語」とうそぶく。生物学と人類学の大体に通じて、一個の大杉社会学を志す。出歯亀君、野口男三郎君ら獄友と交際する好奇心満足主義。牢格子を女郎屋に見立て、看守の袖をひく堺利彦は売文社以前。「おい、秋水!」という大杉に気づかず、歩み去る逆徒・幸徳。21歳の初陣から、大逆事件の26歳まで―、自分の頭の最初からの改造を企てる人間製作の手記!

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    収録内容

    1 市ヶ谷の巻(前科割り
    2 僕の前科
    3 とんだ木貸宿
    4 奥さんも御一緒に
    5 初陣
    6 野口男三郎君
    7 出歯亀君
    8 強盗殺人君)
    9 巣鴨の巻(ちょいと眼鏡の旦那
    10 旧友に会う
    11 二十五年目の出獄
    12 びっこの少年
    13 獄中からの手紙
    14 鬼界ヶ島の俊寛)
    15 千葉の巻(うんと鰯が食えるぜ
    16 下駄の緒の芯造り
    17 三度減食を食う
    18 もう半年はいっていたい
    19 鱈腹食う夢を見て下痢をする
    20 危うく大逆事件に引き込まれようとする
    21 出獄して唖になる
    22 牢いばりは止められない)
    23 続獄中記(畜生恋
    24 女の脛の白きを見て
    25 監獄人
    26 死刑執行人
    27 「俺は捕まえられているんだ」
    28 手枷足枷
    29 幾度懲罰を食っても
    30 獄死はいやだ
    31 収賄教誨師)
    32 獄中消息(市ヶ谷から
    33 巣鴨から(上)
    34 巣鴨から(下)
    35 千葉から)

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