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商品説明
巨大地震や暴風雨などの自然災害に対して、地域社会はどう備えるのか。そして平時の日常風景にはいかなるリスクが隠れているのか。本書は、地域のなかで語り継がれる神と妖怪の存在に着目し、科学的な分析・アプローチとは異なる視点から人々が自然災害リスクを認識し、「語ること」と「祈ること」を通した地域防災活動の実践に関する知見を提示する。民間伝承と神社空間を地域防災に活かす、画期的な提言。
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収録内容
1 | 序章 防災における知的資源としての神と妖怪 |
2 | 第1部 風景のなかの災害リスク(空間・時間・人間のあいだに立ち現われる風景 |
3 | 語ることによる災害リスクマネジメント) |
4 | 第2部 妖怪と防災教育(災害リスクを伝達する装置としての妖怪 |
5 | 妖怪を知的資源として活用した防災教育プログラム) |
6 | 第3部 神と防災コミュニティ(わざわいへの対応に向けた神社空間の形成経緯 |
7 | 神社空間の災害リスクポテンシャル |
8 | 神社空間を軸とした防災コミュニティの構築) |
9 | 終章 みえないリスクへそなえるために |