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商品説明
遠藤周作生誕100年記念。長年、遠藤周作研究に従事してきた著者による論考集。遠藤周作における聖書理解、吉満義彦や井上洋治らといった人物が彼に与えた影響、幾度もの闘病経験がその作品にどのように反映されているか等を吟味する。遠藤作品への理解を深める一冊。
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収録内容
1 | 第1部 遠藤文学とキリスト教(遠藤周作の文学とキリスト教をつなぐもの―聖なる世界と最もイヤな自分 |
2 | 遠藤周作における聖書と文学―魂の問題 |
3 | 遠藤周作の人生と文学におけるイエス像―ケアする永遠の同伴者 ほか) |
4 | 第2部 キリスト教の受容と発信(遠藤周作における吉満義彦体験 |
5 | 遠藤周作におけるカトリシズムの受容と発信―吉満義彦と井上洋治の影響に触れて |
6 | 日本人の心に福音の喜びを届ける―遠藤周作と井上洋治の試み ほか) |
7 | 第3部 『沈黙』以後のキリスト教的テーマの深化(『沈黙』における歴史的素材の再構成 |
8 | 『沈黙』におけるイデオロギーと魂の問題 |
9 | 『イエスの生涯』におけるイエスとユダ―武田泰淳の影響に触れて ほか) |