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本/雑誌

物語主義

中村三春/著

3740円
ポイント 1% (37p)
発売日 2024年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2956513
JAN/ISBN 9784909544346
メディア 本/雑誌
ページ数 317

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

物語は本質に先立つ。物語は自らを生成すると同時に媒介される。虚構・小説・映画を理論的に横断し、メタフィクション、語りの変異、逸脱するメタファーなど、テクストに入り込む雑音の軋みに耳を澄ませる。様式と例外状態の追究。

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    収録内容

    1 1 物語と虚構の文芸学(虚構論と物語論―イーグルトンとウォルトンの虚構理論から
    2 作者の理論・素描―加藤典洋・竹田青嗣のテクスト理論から
    3 テクスト・断片・コンテクスト―三浦玲一のグローバル文化理論から
    4 雑音調“例外状態”の文芸学―竹内敏雄の現代美学理論から)
    5 2 小説と映画の物語(蝕まれるべき友情―小説構造から見た『白樺』派の小説
    6 芥川龍之介のメタフィクション
    7 太宰治におけるテクスト様式の成立―初期小説の研究
    8 太宰治と複合的小説構造―作品集『女の決闘』
    9 太宰治『斜陽』とチェーホフ『桜の園』―ファルスのオリジナリティ
    10 森敦「月山」の小説と映画―“境界”などというものはない
    11 物語の変容 森敦『われ逝くもののごとく』と「ハーメルンの笛吹き男」
    12 村上春樹の小説と“メタファー” 『海辺のカフカ』と『騎士団長殺し』
    13 村上春樹の小説における戦争 『ねじまき鳥クロニクル』『アフターダーク』『騎士団長殺し』と映画『ドライブ・マイ・カー』
    14 現実性の境界事象 小川洋子『原稿零枚日記』)

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