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商品説明
詩集とはある世界観の具現であった。ロシア文学におとずれた興隆期「銀の時代」“1890~1920年代”。ペテルブルクの古書店で偶然見つけた詩集を手がかりに、100年前の忘れられた15人の女性詩人たちのことばを拾い上げる。
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収録内容
1 | 1 遠い異国を見つめて(アデリーナ・アダーリス) |
2 | 2 もっとも忘れられた詩人(マリア・モラフスカヤ) |
3 | 3 戦争と詩を書くこと(アンナ・アフマートワ) |
4 | 4 詩は私の祈りである(ジナイーダ・ギッピウス) |
5 | 5 二つの魂を生きて(チェルビナ・デ・ガブリアック) |
6 | 6 私の身体は私のもの(マリア・シカプスカヤ) |
7 | 7 誰も見ぬ涙を詩にして(リュボーフィ・コプィローワ) |
8 | 8 風そよぐ音にも世界は宿り(エレーナ・グロー) |
9 | 9 「女の言語」を創出せよ(ナデージュダ・ブロムレイ) |
10 | 10 昼の太陽と幸福と、そして夜の闇と(テフィ) |
11 | 11 すべての詩は啓示となる(アデライーダ・ゲルツィク) |
12 | 12 わが歌は私が死んでも朝焼けに響く(ガリーナ・ガーリナ) |
13 | 13 テクストの彼岸にいる私(リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル) |
14 | 14 ロシアのサッフォーと呼ばれて(ソフィア・パルノーク) |
15 | 15 私は最期のときも詩人である(マリーナ・ツヴェターエワ) |