本/雑誌
アジア共生の課題と展望
熊谷嘉隆/編 水野智仁/編
1980円
ポイント | 1% (19p) |
---|---|
発売日 | 2024年02月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
ウクライナ紛争しかり。昨今の世界において「分断」の事例に枚挙の暇はないが、RCEP協定の締結が示すように、広域あるいは多国間における連携・協力の働きが止んでしまったわけでもない。では果たしてアジアが「共同体」など共生に向かいつつあるのかといえば、地域情勢は緊迫化の一途をたどりつつある。「アジア共同体」をめぐる議論もほぼなりを潜めてしまったが、なればこそ、本書ではアジアの諸相への知見を深めたい。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 ロシア・ウクライナ紛争の政治的基盤 |
2 | 第2章 中世の海域アジアと日本―「開かれたアジア」へのヒント |
3 | 第3章 LGBTの中の多様性―保守派のLGBTはどう考えているか |
4 | 第4章 台湾の婚姻平等(婚姻平権)への歩み |
5 | 第5章 香港の戦没者追悼式と「日本」 |
6 | 第6章 タイにおける深刻な分極化―不安定性、暴力、民主主義の後退 |
7 | 第7章 日本の低出生率 |
8 | 第8章 「不備」か「不適合」か―ASEANにおける経済紛争での解決制度の変容 |
9 | 第9章 アジア諸国との友好・信頼関係構築に向けて―民間交流と多文化共生 |
10 | 第10章 アジアに暮らす―「北支日本小学校長会議」にみる戦前の海外子女教育 |
11 | 第11章 秋田から見たアジアのカトリック教会―日本、フィリピン |