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商品説明
日本文化の中では誕生・成年・婚姻・葬送・先祖供養など人生の大きな節目にさまざまな儀礼が行われてきた。これを「冠婚葬祭」や「通過儀礼」「人生儀礼」と呼んでいる。本書では、愛媛県内各地に伝承されてきた冠婚葬祭、生と死に関する民俗事例を基に、子どもや若者の成長、人間存在の意味について考えるとともに、冠婚葬祭の文化から見えてくる愛媛の地域的特徴を紹介する。
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収録内容
1 | 第1章 子ども―誕生と成長(はじめに―「生きる力」としての民俗 |
2 | お産とケガレ ほか) |
3 | 第2章 若者・青年・大人―一人前になる(若者組の近代 |
4 | 「青年」と「若者」 ほか) |
5 | 第3章 厄年・老い―歳を重ねる(厄年の年齢 |
6 | 厄落としの呪法 ほか) |
7 | 第4章 死―葬送・墓制・供養(伝統的な葬儀 |
8 | 土葬から火葬へ ほか) |
9 | 第5章 民俗の現在・未来―主体的継承へ(民俗の視点で現代を見つめる |
10 | 人生と人間存在 ほか) |