本/雑誌
思想としてのアナキズム (長崎大学多文化社会学叢書)
森元斎/編 森啓輔/〔ほか〕執筆
3850円
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発売日 | 2024年03月発売 |
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商品説明
偏在するアナキズムという名のベクトル。いかに「思想」としてのアナキズムを保持し得るか。どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか。暴力論、運動実践、哲学、人類学、宗教、音楽、映画、フェミニズム、近代日本、さまざまなベクトルが交差するアナキズム研究の現在。
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収録内容
1 | 社会は転倒しなければならない―ロジャヴァ革命とCHAZによる反暴力 |
2 | 市民的抵抗における「暴力」と「非暴力」再考―エリカ・チェノウェスらの非暴力主義的研究に対するベンジャミン・ケースの批判 |
3 | 夜明けのアナーキー―テクノサイエンス時代のサイボーグとコモン |
4 | もう非戦しかないもんね―幸徳秋水、仁のアナキズム |
5 | 有島武郎と二つの“家”―天皇の最も近くで生まれたアナキスト |
6 | デュルケムの集合的なものとイマギナチオ―集合表象概念の哲学的・思想史的意義について |
7 | カントとアナーキーの問題 |
8 | 系譜学、人類学、オルタナティヴ―デヴィッド・グレーバーの方法について |
9 | 「社会」の考えそこない―グレーバーとレヴィ=ストロースの交差地点 |
10 | 山伏とアナキズム |
11 | パンクとアナキズム |
12 | メドヴェトキン集団再考―自主管理的な労働と映画の実践 |