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商品説明
没後50年記念出版、文化勲章受章画家初の評伝/文集。自然を真摯に見つめ、その深奥をとらえて“鯉”“漣”“新雪”など繊細かつ斬新な画面に凝縮した稀有な日本画家・福田平八郎。描く歓びに溢れた彼の絵画は、いかにして生まれたのか?大分・京都・東京といった場所や時代状況など、さまざまな視点を交差させ、その生涯を丹念にたどる評伝“人”篇と、友人ら多くの人びとに慕われた純朴な人柄や、写生や趣味の釣りを通じて培われた豊かな感性の発露を感じさせる福田自身の文集“言葉”篇によって、近現代日本画に革新をもたらしたその豊かな作品世界を探求する。
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収録内容
1 | “人”篇(「日本画」の時代のなかで |
2 | 大分 一八九二~一九一〇年 |
3 | 京都 一九一〇~一九一八年 |
4 | 帝展での活躍 一九一八~一九二三年 |
5 | 古典と革新 一九二二~一九三〇年 |
6 | “漣”とその後 一九三〇年~一九三九年 |
7 | 日本画の危機の時代に 一九四〇年~一九四五年 |
8 | 新たな表現の探究 一九五五年~一九七四年) |
9 | “言葉”篇(大分から京都へ |
10 | 師、友人など |
11 | 表現の探究 |
12 | 旅と釣り |
13 | “漣”と、伏見桃山での暮らし |
14 | 自由なる画境へ |
15 | 自作について) |
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