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商品説明
早稲田大学在学中に起業、卒業するや別荘地や住宅地を精力的に開発した堤康次郎。その軌跡は、公務員・会社員などの新中間層の誕生や都市人口の増大と重なる。軽井沢や箱根では別荘地や自動車道を、東京では目白文化村や大泉・国立などの学園都市を開発した。さらに私鉄の経営権を握り、百貨店や化学工業も含めた西武コンツェルンを一代で築くが、事業の本分はまぎれもなく「土地」にあった。厖大な資料から生涯を読み解く。
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収録内容
1 | 第1章 八木荘村から早稲田大学へ |
2 | 第2章 軽井沢・箱根の開発と箱根土地会社 |
3 | 第3章 箱根土地会社の東京進出 |
4 | 第4章 箱根土地会社の開発事業と経営 |
5 | 第5章 武蔵野鉄道の支配と経営 |
6 | 第6章 西武鉄道の成立と戦中・戦後の諸事業 |
7 | 第7章 西武百貨店と西武鉄道 |
8 | 第8章 戦後の開発事業 |
9 | 終章 事業の継承 |