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商品説明
子規、牧水、茂吉から、小島ゆかり、坂井修一までの十八人を考察した待望の評論集。昭和から平成にかけての論考の中から、高野公彦が愛着を持って精読した歌人たちを辿ることで、優れた近現代短歌を詠む愉楽を与えてくれる一冊。
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収録内容
1 | 1部(子規の自然観と趣向 |
2 | 牧水の魅力を読む |
3 | 牧水短歌、折ふしの翳り |
4 | 五十代の茂吉―二本の緋色の糸 |
5 | 暈かされた歌の魅力―迢空と茂吉) |
6 | 2部(ミラクル・ポエム―戦前の前川佐美雄 |
7 | 箇条書き佐太郎論 |
8 | 励ましの文学―宮柊二の歌世界 |
9 | 対照的な二歌人―葛原妙子と安永蕗子 |
10 | 黄色の悲―馬場あき子論 |
11 | 虚言のひかり―寺山修司の歌 |
12 | 凶器を見つめる寺山修司 |
13 | 火も人も時間を抱く―佐佐木幸綱の歌) |
14 | 3部(人間存在と相聞歌―歌人・河野裕子の出発 |
15 | 河野裕子の文体と語彙 |
16 | 重力に抗して―歌人・小池光の出発 |
17 | 女の三体―歌人・栗木京子の出発 |
18 | もう一人の、本当の“私”―歌人・水原紫苑の出発 |
19 | 機会詩、うそ、ことば―小島ゆかりの歌と散文 |
20 | 自問と自答のはざま―坂井修一の歌) |