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商品説明
『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』『私はゾンビと歩いた!』から、ジョージ・A・ロメロを経て『バイオハザード』『ワールド・ウォー・Z』まで、ヴードゥー呪術、噛みつき、ウィルス感染など、多様な原因で人間ならざるものへと変化し、およそ100年にもわたり増殖し続けるゾンビと作品の数々。恐怖の対象として類を見ないその存在に託されたものは何か。本書では、ゾンビの歴史を通覧し、おもに植民地主義、ジェンダー、ポストヒューマニズムの視点から重要作に映るものを仔細に分析する。アガンベンの生権力論を援用し、ゾンビに現代および近未来の人間像をみる力作。
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1章 『恐怖城(ホワイト・ゾンビ)』とゾンビの誕生 |
3 | 第2章 『私はゾンビと歩いた!』と呪われた人形 |
4 | 第3章 近代におけるゾンビ―グロテスクなものか「人に似たもの」か |
5 | 第4章 ゾンビ映画におけるヒロインと女ゾンビ |
6 | 第5章 『ワールド・ウォー・Z』における新しいゾンビ |
7 | 終章 |
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