古文書修復講座 歴史資料の継承のために
神奈川大学日本常民文化研究所/監修 関口博巨/編
神奈川大学日本常民文化研究所/監修 関口博巨/編
本/雑誌
古文書修復講座 歴史資料の継承のために
神奈川大学日本常民文化研究所/監修 関口博巨/編
4180円
ポイント | 1% (41p) |
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発売日 | 2024年03月発売 |
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商品説明
歴史資料を残し、伝えていくために―。日本においては、歴史を伝える資料、特に古文書・古記録などの紙の資料が多く残されている。これらは博物館や資料館、図書館などで管理されているもののみならず、民家の母屋や土蔵の奥深く、さらには襖の中の下張りとして残され、虫損・破損・水損など、さまざまなリスクに囲まれている。傷んでしまった紙資料にはどのように対処するのか。また、それらの資料はどのように整理するのか。長年にわたり、古文書の調査のみならず保存・整理の方法論を検討し、歴史資料の取り扱いかたのレクチャーを行ってきた神奈川大学日本常民文化研究所のノウハウ・知見を、豊富なカラー写真とともに余すところなく紹介。博物館・資料館・図書館等、古文書を取り扱う方々に必携の書。
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収録内容
1 | 実習1 記録・解体(修復を要する史料と要しない史料 |
2 | いろいろな修復方法 |
3 | 修復(裏打ち)の前準備) |
4 | 実習2 修理―古文書の裏打ちと繕い(修理を施す前に |
5 | 裏打ち |
6 | 繕い |
7 | プレス乾燥(直接湿式・間接湿式)) |
8 | 実習3 復原(復原(復元)とは |
9 | 復原の道具 |
10 | 仮張りからの剥離 |
11 | 状物の化粧裁ち |
12 | 縦帳の製本) |
13 | 実習4 下張り文書の〓離と洗浄(神奈川大学にて下張り文書の〓離作業をはじめた経緯 |
14 | 襖の構造 |
15 | 道具について |
16 | 糊はがし剤・浸透剤について |
17 | 剥離の作業手順 |
18 | 下張り文書の洗浄 |
19 | 附論 屏風・襖の解体方法) |
20 | 実習5 整理(史料整理の考え方―群としての史料整理 |
21 | 下張り文書の整理から活用へ |
22 | 史料調査の記録) |