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商品説明
眼に塩を擦りこまれるような分離戦争から数年後、著者は旧ユーゴスラビアの首都と難民キャンプへ。「民族」と「宗教」による虚構に満ちた分断と、人々の複雑な葛藤。そして背後にうごめく西側諸国の脅威。“民族浄化”の痕跡も生々しい街角を歩き、対話を重ねた先で敗戦国の真実に直面する、著者代表作にして紀行文学の傑作。文庫版書き下ろし「書かれざる「最後の旅」への序文」を増補。
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収録内容
| 1 | 第2部 セルビア/コソヴォ(ベオグラードまで |
| 2 | 理念の廃墟 |
| 3 | 敗戦国の街角 |
| 4 | 三人の映画人 |
| 5 | コソヴォへの旅 |
| 6 | アルバニア人の側へ |
| 7 | ロマ |
| 8 | 廃墟と奇跡 ボスニア・ヘルツェゴビナ |
| 9 | 民族浄化の記憶 クロアチアまで |
| 10 | 旅の終わり) |
| 11 | 第3部 見ることの塩(ブレスカを食べる人々 |
| 12 | 記憶の故障) |
| 13 | 書かれざる「最後の旅」への序文 |
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