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商品説明
「懐かしさ」こそ人生のすべて。切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。
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収録内容
1 | 第1章 父の歌、母の歌(ぞうさん |
2 | 赤城の子守唄 |
3 | たきび |
4 | ふじの山 |
5 | 哀愁からのまつ林) |
6 | 第2章 生きるために歌う(浅草の唄 |
7 | 花 |
8 | 空の神兵 |
9 | わたしが一番きれいだったとき |
10 | 花の街) |
11 | 第3章 異郷と故郷(異国の丘 |
12 | 柿の木坂の家 |
13 | 急げ幌馬車 |
14 | 琵琶湖周航の歌 |
15 | 別れの一本杉 |
16 | 赤いハンカチ) |
17 | 第4章 恋に恋する日々(白い想い出 |
18 | 22才の別れ ほか) |
19 | 第5章 情緒の核心は「懐かしさ」(紅葉 |
20 | 夕日は落ちて ほか) |
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