本/雑誌
音盤を通してみる声の近代
劉麟玉/編 福岡正太/編 尾高暁子/〔ほか〕著 岡野〈葉〉翔太/訳 長嶺亮子/訳
3300円
| ポイント | 1% (33p) |
|---|---|
| 発売日 | 2024年03月発売 |
| 出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
商品説明
なぜこの百年のレコード史を追っているのか。東アジアの関係史を聴く。グローバリゼーション、資本主義、植民地主義が複雑に交錯する東アジアのレコード史。東アジアの歴史を、音盤を通して様々な角度から探求する。
関連記事
収録内容
| 1 | 総説 蓄えられた声を百年後に聴く―私たちはなぜこの百年のレコード史を追っているのか |
| 2 | 第1部 東アジアのレコード産業―声の近代(日本の円筒録音時代―声の再生、模倣、保存 |
| 3 | 日本統治時代における台湾レコード産業と「台湾盤」の市場メカニズム |
| 4 | 台湾テイストを作り出す―日本蓄音器商会の台湾レコード制作の戦略を探る |
| 5 | 「新譜発売決定通知書」を通してみる台湾コロムビアレコード会社と日本蓄音器商会の間の「対話」―戦争期のレコード発売状況の調査を兼ねて(一九三〇～一九四〇年代) |
| 6 | 写音的近代と植民地朝鮮、一八九六～一九四五) |
| 7 | 第2部 東アジアのレコード音楽の諸相―声の平行と交錯(草津節―お座敷からレコードへ、そして外地へ |
| 8 | 戦前・戦中台湾のコロムビアレコードの音から歌仔戯と新興劇の音楽の繋がりをさぐる |
| 9 | 清朝末期から中華民国期の崑曲SPレコード―吹込者と録音内容にたどる近代伝統劇界の変遷 |
| 10 | 義太夫節・パンソリ・蘇州弾詞の歴史的音源に聴く演奏様式の変容) |
