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商品説明
八月の木曜日、朝八時半すぎ。わたしは通勤中に、琥珀のピアスを衝動買いした―。いま、いまが、いまじゃなくなるなら、いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。会社員と作家の両立。書くこと、働くこと。そして、独立。『うたうおばけ』の著者が贈る、へとへとの夜にじんわり心にしみる23編のエッセイ集。
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収録内容
1 | 目分量の日々 |
2 | 鶺鴒の日 |
3 | じゃがりこ心拍数 |
4 | 歌の丘 |
5 | 虎のたましい人魚の涙 |
6 | 耳朶の紫式部 |
7 | 蝿を飼う |
8 | 雪の道 |
9 | 白鳥は夜でも白い |
10 | 竹馬とキートン山田 |
11 | 傷跡を聞く |
12 | バックスペースキーが取れた |
13 | うどんオーケストラ |
14 | 光っているとほしくなる |
15 | あっちむいてホイがきらい |
16 | 陶器のような恋 |
17 | とにかくドリアを |
18 | あまりにきまじめな薪 |
19 | 自由な犬 |
20 | るん♪ |
21 | 祝福の速度 |
22 | わたしはお風呂がだいきらい |
23 | おめでとうございますさようなら |