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商品説明
「地中海世界」とは、古代ギリシア・ローマだけではない。文明発祥の地メソポタミアからローマ帝国の崩壊まで、多彩な文明が興亡した四〇〇〇年にわたる歴史世界である。シュメール人の神々は、人間に何を語りかけたのか。古代エジプトの異形の王が断行した宗教改革とは。民族の坩堝パレスティナに起こった人類史的変動とは何か。国家、宗教、思想、芸術―現代に続く営みのすべてが、この地中海世界で始まっている。未踏の全八巻、刊行開始!
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収録内容
1 | 序章 地中海世界とは何か |
2 | 第1章 愛の女神イナンナに始まる(文字と都市の出現 |
3 | シュメールの王、ギルガメシュ |
4 | 「戦争」と「平和」の風景 |
5 | アッカドからバビロニアへ) |
6 | 第2章 神々の河は地中海にそそぐ(聖なるナイルの王権 |
7 | 時はピラミッドを怖れる |
8 | 古王国・中王国時代 |
9 | 新王国時代) |
10 | 第3章 両翼の狭間で(シリア・パレスティナの馬と群雄 |
11 | ヘブライ人の登場 |
12 | 「海の民」とフェニキア人) |
13 | 第4章 神々の声が聞こえる(叙事詩のなかの神 |
14 | 神々の声を聞く人々 |
15 | 自然信仰とマアト |
16 | 心性の考古学) |